新社会人の皆さん、積立貯蓄を始めましょう

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公務員時代は、基本、毎月15日が給料日でした。

公務員になった新社会人の皆さんは、昨日、給料を手にしたと思います。現在は、おそらく、デフォルトで銀行振り込みなので、あまり実感がわかなかった方もいるかもしれません。

 

最初はキツイかもしれませんが、積立貯金を始めましょう

新社会人になった頃は、いろいろ慣れないことも多くて大変だと思いますが、なるべく早く、給料からの天引き貯金をすることをおすすめします。

給与の振り込み口座の銀行で始めても良いし、財形貯蓄制度があれば、そちらに申し込んで始めてもよいと思います。住宅財形と年金財形の場合、550万円までの利子は非課税です。適用にはいろいろ条件があって難しいので、ここでは省略しますが、おそらくインターネットで検索してもいろいろ出てくると思います。

いずれにしても、給与から天引きされて、自動的に貯蓄される仕組みを構築すること。「お金が余った時に貯金しよう」と思っていたら、いつまでたっても、貯金はできません。

少し古いのですが、日経電子版の中の「マネー研究所」の記事のリンクを張っておきますので、参考にしてください。

 

style.nikkei.com

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私の積立貯金のきっかけは、スリ!?

天引きの積立貯金をすすめている私自身は、最初は、ちゃんと貯金ができていませんでした。

積立貯金を始めたきっかけは、通勤途中にスリにあって、財布を盗まれたことです。社会人になって、2年目くらい? 不注意だった自分に落ち込みつつ、財布に銀行のカードもあったので、口座のある職場近くの銀行の支店の窓口に行き、いろいろ手続きをした際に、積立貯金を勧められ、

「毎月1万円だったら、できるかな?」

と始めました。

その後、職場の先輩に勧められて財形貯蓄を始めました。募集期間は年1回なので、悩んでいると募集期間が終わっていたことが何度か。最初は一般財形を始め、数年後に住宅財形も始めました。積立金額は途中で変更できるので、無理のない範囲で続けるのが良いと思います。住宅財形を使って、マンション、買いました。でも、マンションの床面積が登記上、50㎡以下だったので、利息のペナルティはありましたが、安い金利でローンを組むことができました。

ちなみに、ローンはまだ残っています。最初の頃は、繰り上げ返済もしていましたが、現在はローンの利率が安いため(0.67%)なので、「無理して返済しなくてもいいのかな。」と思っていますが、この先どうするかは考え中です。

 

「つみたてNISA」と「iDeco」はどう?

 私が新社会人の頃はなかった「つみたてNISA」、「iDeCo」もありますが、個人的には、投資的な商品は、いわゆる「生活防衛資金」と言われている、何かあった時にすぐ使えるお金を積立貯蓄で確保してから始めた方がよいと思っています。

どちらも、早く始めた方がメリットはあるようですが、よくわからないまま、焦って始めるのはどうかと思います。

例えば、「iDeCo」だと、

  • 掛金が全額所得控除
  • 運用益も非課税で再投資できる
  • 受取時も控除がある

 といったメリットはある一方、

  • 原則、60歳まで受給できない
  • 口座管理料がかかる
  • 金融機関によって、取扱商品が異なる

といったこともあります。ですから、積立貯蓄をしつつ、「つみたてNISA」や「iDeCo」の情報収集をしてみるのはいかがでしょうか。

 

何かをするには、お金が必要

社会人になると、これから、いりいろな出費があります。

スキルを磨くための資格取得、大学院入学、海外留学のための学費。

結婚、出産といったライフイベントへの出費。

旅行や趣味への資金。

病気やケガをした時も、保険が利くとは言え、一時的な出費になります。

あるいは、独立して、起業する??

 

何をするにも、お金がかかります。

お金があればすべて画家帰結するわけではありませんが、まずは、何かあった時の出費に対応できるだけの貯蓄を確保してください。お金がないから夢をあきらめる、というのは、非常に持ったいないので。