『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』~フリーランスになると決めた時に読んだ本(その1)

 「公務員を辞めて、フリーランスになろう!」と決めるまで、1年くらい悩んだと思います。「フリーランスになって、自分は本当にやっていけるのか?」と自問自答しつつ、インターネットや関連本を読んだり、一応、自分なりに勉強しました。

その中から、役に立ったと思う本を紹介したいと思います。

 

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』で、フリーランスとお金について学ぶ

フリーランスになると決めた時に、一番不安になることは「お金」のことだと思います。

お金の不安は、「フリーランスになって、ちゃんと稼いでいけるんだろうか?」という入ってくる(であろう)お金についての不安と、「フリーランスになったら、税金とか、年金・保険とかはどうやったらいいの?」という出ていくお金についての不安に大きく分けられるのではないでしょうか。

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』という、やたら長いタイトルの本は、漫画家・若林杏樹先生の実体験エピソード(漫画)に税理士の大河内薫先生が解説を加えるというスタイルの本です。「お金の本」と聞くと、

「何か、難しそう…。」

と思ってしましますが、この本は、ほとんどが漫画なので、簡単に読むことができます。そして、フリーランスになると避けて通れない「税金」の基本的なあれこれを、学ぶことができます。

 

 

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』がオススメな人

私がこの本を最初に読んだのは今年の年始が最初で、それから現在まで、いろいろ悩んだ時など、何度も読み返しています。

私と同様、フリーランス初心者、フリーランス個人事業主を目指している方に、この本をオススメします。

 

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてださい!』の個人的オススメポイント①「開業時のやることリスト」

杏樹先生の実体験に基づく漫画も面白いのですが、個人的には、各章末のあるコラム「大河内先生のやさしい税金講座」が役に立つと思います。「大河内先生のやさしい税金講座① フリーランスになる!と決めたら、まず何をすべき?」の内容のうち、「開業前にやることリスト」の

  • 開業準備で使った経費のレシートや領収書を保管する
  • 名刺を作る

「開業したらやることリスト」の

は、実践しました。

ただし、「名刺を作る」はタイミングが合わなくて、開業後になってしまいましたし*1、健康保険は、国民健康保険ではなく、任意継続にしましたが。*2

 

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてださい!』の個人的オススメポイント②「経費と領収書」

フリーランスになると避けて通れないのが経費について。

ずばり、「何が、どこまで経費になるのか」が知りたかったので、この本の「第4章 ぶっちゃけどうなの? 経費と領収書」も参考になりました。

「よくある勘定科目一覧」(p.92)、「経費として迷うもの一覧表」(p.112~113)は、とてもわかりやすいです。経費になるか迷った時は、この一覧表を参考にすれば、何とかなりそう?

 

フリーランス初心者が、頼りにしたい本

まだ、フリーランス初心者の私。

公務員を退職して、フリーランスとして開業届を提出し、新しい名刺を作成したけれども、実は、まだ仕事探しなど、フリーランスとしての活動は全く行っていません…。現在、資格試験の勉強をしています。

当初は、試験勉強と並行して仕事探しをしようと思っていましたが、3月末まで、ほとんど資格試験の勉強ができていませんでした…。「これは、ヤバイかも?」という状況で、同時並行でやれるような器用な人間でもないので。実際にフリーランスとして活動開始するのは、5月の試験が終わってからの予定です。

フリーランスとしてちゃんとやっていけるか、いろいろ不安があるのですが、お金については、まずはこの本を頼りにしていきたいと思っています。

*1:名刺を作ったのは開業後になってしましましたが、どういう名刺をつくるか、どこで名刺を作るかなどの調査・検討は、開業前に行っていました。名刺を作った話は、後日、記事にしたいと思います。

*2:健康保険の任意継続については、本書のp.66に解説があります。