『確定申告〈所得・必要経費・控除〉得なのはどっち?: 元国税専門官が教える! 』

 

今年、フリーランスになって初めての確定申告をすることになります。

現在、時間を見つけて、昨年の帳簿の整理とか、確定申告に必要な資料を揃えるとかをしています。

 

確定申告は、昨年もしました

確定申告は、昨年もしました。

昨年は、医療費控除と寄付金控除の申告で、e-Taxで行いました。それまでは、税務署に行って申告していたので、e-Taxになって、手続きがとても楽になりました。

 

フリーランスになって初めての確定申告は、大変…。

そして、今年は、フリーランスになって初めての確定申告。

青色申告ができるよう、フリーランスになってすぐに開業届は出したのですが、青色申告になるための帳簿のつけ方が、かなり大変です…。慣れるとそれほと面倒ではないそうですが、いつになったら、そのレベルに到達できるのか?

4月から、クラウドの会計ソフトfreeeの契約をしています。現在、いろいろと記入漏れがあったりで、チェック中。併せて、開業費の設定などもきちんとできているか怪しいので、こちらの確認も必要な状況です…。

freeeには「freeeヘルプセンター」があって、これをきちんと確認すれば、ほとんど解決するはず?

併せて、ライターの先輩の書いた著書『確定申告〈所得・必要経費・控除〉得なのはどっち?: 元国税専門官が教える! 』とか、確定申告関係の本も何冊か購入して読んでいます。

 

『確定申告〈所得・必要経費・控除〉得なのはどっち? 』は、初心者でもわかりやすいかも?

この本は、50の項目について、「得なのはどっち?」という切り口で、どちらがより節税に効果的なのかを解説しています。併せて、確定申告をスムーズに終わらせるためのアドバイスもあり、読んでいて、「なるほど、そういうわけだったのね」ということがいろいろありました。

確定申告も節税も、ルールを知って正しく行えばよいとのこと。でも、私のように、税金にあまり詳しくないと、どうすればいいいのかがまずわからず、最初でつまづいてしまします。「それは、国税庁のホームページに載っているよ」と言われても、該当するページがうまく見つけられなかったり。

この本は、私のような税の初心者には、とてもわかりやすいと思いました。目次から、自分の知りたいことにたどり着くことができるのも助かります。

 

青色申告で確定申告をしたい!

なぜ、そこまでして、青色申告にこだわるのか?

それは、青色申告の方が、節税に使える特典が豊富だから。

まずは、「青色申告特別控除」で、年間で最大65万円の特別控除を受けられるというもの。これにより、所得税だけではなく、住民税や国民健康保険料も下がります。ほかには、「青色事業専従者給与」とか「損失の繰越し・繰戻し」というメリットもあるようですが、私が使いたいと思っているのが「少額減価償却資産の特例」で、これは、

1個または1組当たり30万円未満の少額減価償却資産については、購入・使用を開始した年分に一括で経費計上することができる

というもの。

物品の購入には「10万円ルール」というものがあります。

10万円未満の支払いであれば、「消耗品費」として全額を一括で必要経費にすることができるのですが、10万円以上になると、「減価償却」というルールが適用さるのです!購入した固定資産の内容によって、何年間の必要経費に分割されるかが決められるのです。

私は、昨年12月に、今まで使っていたノートパソコンが故障し、新しいノートパソコンとiPadを購入しました。このうち、iPadは10万円未満でしたので、消耗品費として計上できます。ノートパソコンは10万円以上したので「減価償却」のルールが適用され、耐用年数は4年になります。つまり、購入金額を4等分し、その金額を4年間計上しなくてはいけません。

そうなると、「4年間、きちんと計算をして、確定申告書に反映させることができるか?」という不安と、「そもそも、自分はこのパソコンを4年間、ちゃんと使えるのか?もし、故障などで早く買い替えることになった場合にはどうするのか?」という疑問が浮かんできました。これを解決することができるのが、青色申告の「少額減価償却資産の特例」なのです。私としては、できれば、ノートパソコンを一括で必要経費に計上して、すっきりさせたいのです!

 

確定申告の締切まで、時間は限られている

会計ソフトfreeeの画面にログインするたび、トップページに「2019年の確定申告をはじめよう!」のメッセージが表示されるので、3月15日が締切とは言え、少しあせり始めています。

まずは、入力内容の確認と、あちこちに分散している書類を1つにすることから始めています。こんなことになるんだったら、ちゃんと入力しておけばよかったとか、いろいろ反省していますが、反省点は、2年目に生かせるようにしたいと思っています。