退職後の医療保険の問題
公務員を退職してフリーランスになりましたが、その際に考えなくてはいけないものの1つが医療保険です。
フリーランスになる場合の選択肢は3つ
退職後に再就職する場合は、再就職先の健康保険に入ることができます。
フリーランスになる(=再就職をしない)と決めた場合は、以下の3つの方法があります。
私の場合は、3の選択肢はないので、1か2ということになります。
最終的には、「2よりも断然保険料が安い」という理由で、1を選択しました。
保険料はどのくらい?
公務員時代も、毎月の給料表の明細を眺めながら、
「保険料、高いなぁ。」
と思っていました。でも、公務員を退職してフリーランスになると全額自分で支払わなくてはいけないので、公務員時代より倍くらい、支払額が高くなります。そして、国保はそれよりもさらに高い…。具体的には、掛金の金額は
国保 > 任意継続組合員 > 公務員時代
という式となり、それぞれ、倍くらいの差が…。
なお、国保の保険料は、住んでいる自治体によって異なります。恐らく、自治体のホームページ内でおおよその金額を計算できるようになっていると思いますので、前年の年収をもとに試算してみることをおすすめします。
また、共済組合のページでも、任意継続組合員になった場合の掛金が計算できたので、こちらもやってみました。掛金は、退職時の標準報酬月額に基づき算出されます。40歳以上は、介護掛金も一緒に支払うことになります。
任意継続組合会員になった場合の掛金の支払い方法は、
- 毎月払い
- 年度2回払い
- 年度1回払い
の3通りあって、いずれも今月19日までに最初の払い込み期限が設定されていました。「2.年度2回払い」と「3.年度1回払い」には、払い込む月数により前納割引が適用されます。1度に払い込む金額は大きいのですが、払い込み金額の合計が1番安い「3.年度1回払い」を選択し、昨日、支払を済ませ、新しい保険証をもらうことができました。
任意継続組合員の加入期間は2年間
任意継続会員の加入期間は2年間です。来年度も指定した金額を入らいこめば継続できますが、今のところは、今年4月から来年3月までは任意継続組合員となり、それ以降は、国保に切り替える予定です。
実は、共済組合の広報誌には「任意継続組合員制度」のお知らせが載っていて、私もこれに切り替えようと思っていたのですが、他の手続きとは違って、自分から申し出なくてはならず、もう少しで手続きが間に合わず、加入できなくなるところでした。
退職にあたっての手続きがいろいろありました。公務員なので(?)、たいていは、指定の用紙に必要事項を記入して、印鑑を押すという、お役所的なスタイルです。その際、忘れずに「任意組合員制度」についても担当者に問い合わせることをお忘れなく。
まだまだ、手続きが残っている…
医療保険証は無事に入手できましたが、この記事を書いていて、厚生年金から国民年金への切り替え手続きがまだだったことに気づきました…。
退職日から14日以内に手続きをしないといけないようなので、明日、近くの出張所に行こうと思っています。